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2026/02/28 インプラント

インプラント治療前に知るべき適応条件と注意点を徹底解説

インプラント治療前に知るべき適応条件と注意点を徹底解説

インプラント治療を検討する前に知っておきたいこと

歯を失ったとき、「インプラント治療を受けたい」と考える方は多いです。

しかし、すべての方がインプラント治療を受けられるわけではありません。

治療を成功させるには、骨の状態や全身の健康状態など、いくつかの条件を満たす必要があります。

当院では、精密なCTスキャンを用いた詳細な診断と徹底した治療計画により、患者さま一人ひとりに最適なインプラント治療を提供しています。

この記事では、インプラント治療を受けられる条件と、事前に確認すべき注意点について詳しく解説します。

インプラント治療が可能な基本的な条件

インプラント治療を受けるには、いくつかの基本的な条件を満たす必要があります。

まず、顎の骨の成長が終了していることが前提です。

一般的には18歳以上の方が対象となりますが、個人差があるため、精密な検査が必要です。

十分な骨量と健康な歯肉があることも重要な条件です。

インプラントは顎の骨にしっかりと固定されるため、骨の高さ・幅・厚みが十分にあることが求められます。骨量が不足している場合でも、当院ではGBR(骨再生誘導法)、サイナスリフト、ソケットリフトなどの骨造成技術により、治療を受けていただける可能性があります。

全身疾患が安定していることも大切な条件です。

糖尿病や高血圧などの疾患がある場合でも、適切にコントロールされていれば治療を受けられる可能性があります。

また、定期的なメンテナンスに通院できることも重要です。

当院では3〜4か月ごとの定期検診をおすすめしており、これにより長期的にインプラントを健全に保つことができます。

骨の状態がインプラント治療の成否を左右する理由

インプラント治療において、骨の状態は最も重要な要素の一つです。

なぜなら、インプラント体と顎の骨がしっかりと結合することが、治療成功の前提だからです。

この結合は「オッセオインテグレーション」と呼ばれ、通常2〜6か月程度の期間が必要です。

骨の高さ・幅・厚みが不足していると、インプラントを理想的な位置に埋入できなかったり、神経や血管を傷つけるリスクが高まったりします。

特に前歯の場合、唇側の骨が薄いことが多く、骨造成が必要になるケースも少なくありません。

当院では、精密なCTスキャンを用いて顎の骨の状態を詳細に分析し、3次元的に骨の形態を把握します。

これにより、安全で確実な治療計画を立案することができます。

骨量が不足している場合でも、GBR、サイナスリフト、ソケットリフトなどの骨造成技術を用いることで、多くの症例に対応可能です。

骨造成を行う場合は、通常の治療期間に加えて半年以上の期間を要することがあります。

全身疾患とインプラント治療の関係

全身の健康状態は、インプラント治療の成否に大きく影響します。

特に注意が必要な疾患として、糖尿病、高血圧、骨粗しょう症、心疾患などが挙げられます。

糖尿病がある方は、血糖値のコントロールが重要です。

血糖値が安定していない場合、傷の治りが遅くなったり、感染リスクが高まったりする可能性があります。

高血圧の方も、血圧が適切にコントロールされていることが求められます。

手術中の血圧上昇や出血のリスクを考慮する必要があるためです。

骨粗しょう症の治療で使用される一部の薬剤は、顎の骨に影響を与える可能性があります。

特にビスホスホネート製剤を服用している方は、事前に主治医と相談することが大切です。

心疾患がある方も、手術のストレスが心臓に負担をかける可能性があるため、慎重な判断が必要です。

当院では、患者さまの全身状態を総合的に評価し、必要に応じて主治医と連携しながら治療を進めます。

全身疾患があるからといって、必ずしもインプラント治療を受けられないわけではありません。

適切な管理のもとで治療を行えば、安全に治療を受けていただける可能性は十分にあります。

喫煙がインプラント治療に与える影響

喫煙は、インプラント治療の成功率に大きく影響します。

タバコに含まれる成分は血管を収縮させ、血流を悪くするため、傷の治りが遅くなります。

また、免疫反応が弱くなることで、細菌への抵抗力が低下し、感染リスクが高まります。

喫煙者の方は、非喫煙者と比べてインプラント周囲炎のリスクが高いことが知られています。

インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの歯ぐきや骨に炎症が起こる状態で、進行するとインプラントが脱落する原因となります。

喫煙しているからといって、すべての方がインプラント治療を受けられないわけではありません。

ただし、治療前後の禁煙が強く推奨されます。

手術の前後、少なくとも2週間程度は禁煙することで、治癒環境を改善できる可能性があります。

電子タバコや加熱式タバコも、従来のタバコと同様にニコチンを含むため、インプラント治療への影響は同じと考えられます。

当院では、喫煙習慣のある方には禁煙のサポートも含めて、総合的にアドバイスさせていただきます。

長期的にインプラントを維持するためには、禁煙が最も効果的な対策の一つです。

即時埋入と通常埋入の違いと適応条件

インプラント治療には、大きく分けて「即時埋入」と「通常埋入」の2つの方法があります。

即時埋入とは、抜歯と同時にインプラントを埋入する方法です。

この方法のメリットは、治療期間を短縮できることと、手術回数を減らせることです。

ただし、即時埋入を行うには、抜歯する部位の骨が十分にあることや、感染がないことなど、厳しい条件を満たす必要があります。

一方、通常埋入は、抜歯後に骨が治癒するのを待ってからインプラントを埋入する方法です。

抜歯後、通常3〜6か月程度の治癒期間を経てから手術を行います。

この方法は、骨の状態が安定してから治療を行うため、より確実性が高いと言えます。

前歯の場合、見た目を保つために仮歯や仮義歯でカバーしながら治療を進めます。

どちらの方法が適しているかは、患者さまの骨の状態、抜歯する歯の状態、全身の健康状態などを総合的に判断して決定します。

当院では、CTスキャンによる詳細な診断をもとに、患者さまに最適な治療方法をご提案しています。

サージカルガイドを用いた精密な治療

インプラント治療の成功には、正確な位置にインプラントを埋入することが不可欠です。

当院では、サージカルガイドを活用した精密な手術を行っています。

サージカルガイドとは、CTデータをもとに作製した手術用の型のことです。

この型を使用することで、インプラントを理想的な位置に埋入することができ、神経や血管を傷つけるリスクを大幅に低減できます。

従来の手術と比べて、より正確に計画どおりの治療が可能になり、患者さまの負担も軽減されます。

サージカルガイドを作製するには、まずCT撮影と口腔内の模型を取ります。

その後、歯科医師と歯科技工士が連携し、どの位置にインプラントを埋入するかを綿密に計画します。

この計画に基づいて、歯科技工士がサージカルガイドを作製します。

手術当日は、このガイドを装着した状態でインプラントを埋入するため、ミリ単位での正確な位置決めが可能です。

特に前歯のように見た目が重要な部位では、サージカルガイドの使用により、自然な仕上がりを実現しやすくなります。

当院では、すべてのインプラント治療においてサージカルガイドの使用を標準としています。

インプラント治療の費用と医療費控除

インプラント治療は、ほとんどの場合、保険の適用外で自由診療となります。

1本の歯につき30万〜50万円程度の費用がかかることが一般的です。

治療費には、精密検査、CT撮影、サージカルガイドの作製、手術費用、上部構造(被せ物)の費用などが含まれます。

骨造成が必要な場合は、追加の費用が発生することもあります。

高額な治療費ですが、医療費控除の対象となるため、確定申告を行うことで負担を軽減できます。

医療費控除とは、1年間に払った医療費が10万円を超えた場合に、一定の所得控除が受けられる制度です。

年収400万円の方がインプラント治療で30万円を支払った場合、保険金などの補てんがなければ、医療費控除額は20万円となり、所得税率20%を掛けた4万円が還付されます。さらに住民税でも控除が受けられるため、合計で4万5000円程度の負担軽減が期待できます。

医療費控除を受けるには、治療費の領収書を保管し、確定申告を行う必要があります。

また、通院にかかった交通費(バスや電車などの公共交通機関)も医療費控除の対象となります。

当院では、治療前に詳細なお見積もりをご提示し、費用についても丁寧にご説明しています。

分割払いなどのお支払い方法についても、お気軽にご相談ください。

 

インプラント治療後のメンテナンスの重要性

インプラント治療は、手術が終われば完成というわけではありません。

長期的にインプラントを維持するには、定期的なメンテナンスが不可欠です。

当院では、3〜4か月ごとの定期検診をおすすめしています。

定期検診では、インプラントの状態を確認し、専門的なクリーニングを行います。

インプラント周囲炎などのトラブルを早期に発見し対処することで、インプラントを長く維持することができます。

インプラント周囲炎は、インプラントの周りの歯ぐきや骨に炎症が起こる状態で、放置すると骨が吸収され、インプラントが脱落する原因となります。

日常的なセルフケアも重要です。

基本は通常の歯磨きですが、フロスやタフトブラシを使って、インプラントの周りを丁寧に清掃することが大切です。

当院では、患者さまに合わせた手入れ方法を丁寧にご説明し、長期的なサポートを提供しています。

適切な手入れを行えば、インプラントは10年以上、場合によっては一生涯にわたって機能し続けることも可能です。

当院では、治療後5年間の保証制度を設けており、安心して治療を受けていただけます。

ただし、この保証制度は定期的なメンテナンスを受けていただくことが条件です。

安心してインプラント治療を受けるために

インプラント治療を成功させるには、骨の状態、全身の健康状態、生活習慣など、さまざまな条件を満たす必要があります。

治療前の精密な診断と徹底した治療計画が、安全で確実な治療の基盤となります。

当院では、精密なCTスキャン、サージカルガイドを用いた正確な手術、世界的に信頼されるストローマンのインプラントシステムの採用により、患者さまに安心で長持ちする治療を提供しています。

骨量が不足している場合でも、骨造成技術により治療を受けていただける可能性があります。

また、全身疾患がある方や喫煙習慣のある方でも、適切な管理のもとで治療を行えば、安全に治療を受けていただけるケースは多くあります。

インプラント治療は高額ですが、医療費控除を活用することで負担を軽減できます。

治療後は、定期的なメンテナンスと日常的なセルフケアにより、長期的にインプラントを維持することができます。

インプラント治療についてのご不明点やご心配なことがありましたら、まずはお気軽に当院へご相談ください。

患者さま一人ひとりのお口の中の状態や生活環境に合わせた最適な治療をご提案し、失った歯の機能と美しさを取り戻すお手伝いをさせていただきます。

いまいずみ歯科では、削らない・抜かない治療を心がけ、地域の皆さまが生涯ご自分の歯で食事をし、笑顔でいられるようサポートしています。

インプラント治療を通じて、豊かな食生活と笑顔を取り戻しましょう。

著者情報

いまいずみ歯科 院長

今泉 朋久(いまいずみ ともひさ

 

【経歴】

館林市出身

日本大学松戸歯学部卒業